テープ起こしの仕事内容と副収入



仕事を見つけるために

 

 

テープお越しについては、ネット上でもいろいろな情報が錯綜しているので、その実態がつかみにくいかもしれませんが、自宅でも簡単にできそうだという安易な気持ちから始めて、その結果失敗してしまった、という人も結構多いと思います。

 

Q&Aの回答者の中にはそうした人もいて、この仕事の悪口を言っている場合もあるでしょう。しかし、実力さえ伴えば、自宅で作業ができるという利点から在宅ワークとして続けている人がいるのも確かです。

 

「育児、介護などで、定期的に時間が拘束されるような働き方が難しい人」、「土日や平日の夜間などにできる仕事を探している人」、「専門的なスキルを身につけて、関連する仕事に役立たせたい人」であれば、向いている仕事ではないかと思います。

 

必要な機材は、パソコン、プリンター、ヘッドホン、ICレコーダー、フットスイッチ。必要なアプリケーションは、Word、音声ソフト、PDF閲覧ソフト、PowerPoint、ウイルス対策ソフトほか、となります。

 

自宅でできる「文字起こし」の仕事を実際に受注しようとするなら、確実なのは、速記や文字起こしの専門会社に登録することで、それにはトライアルに合格する必要があります。それが無理なら、在宅ワークのエージェント、クラウドソーシングサイトに登録するという方法もあります。同業者の仲間を見つけて下請けをするというのは現実的にまず難しいでしょう。

 

トライアルに合格して登録できた場合は、受注量や時期など相談して、定期的に継続して仕事を受けることが可能になりますが、そのためには、タイピング速度はもちろんですが、国語力、時事ニュースの知識、それ以外の幅広い知識が求められます。こうしたスキルがないと、なかなか合格ラインには届きません。

 

クラウドソーシングサイトに登録する場合は、ハードルが低いせいか、非常に安価で受注していることが多く、まったく割に合わない場合も多いようです。できが悪ければ1回きりで終了してしまうこともあります。いずれにしても、テープ起こしについて高いスキルを持っていないと仕事にはなりませんから、努力が必要です。